乳児健診とは
子どもの発達・発育はとても著しいものです。
その中で両親が日常の生活の中では気がつかないこともあります。
そこで小児科医が一定の月齢のお子さまを対象に病気が隠れていないかを調べ、月齢に応じた発育や発達の具合を確認します。これを「乳児健診」といいます。
健康診断はもちろんのこと、初めてのお子さまの場合、育児に悩む方も少なくありません。そういう方に対しての育児相談も同時に行っています。
当クリニックでは3カ月健診と7カ月健診を行っています。
目的
- 成長の記録
- 発育、発達の確認
- 発育・発達の遅れに対する適切な指導
- 不慮の事故防止の指導
- 育児相談
3カ月健診
身長、体重、頭囲、胸囲などの測定や首すわり・目の動きなどの発達・発育検査をします。 同時に斜頚・骨や関節の異常（股関節脱臼など）・先天的な心臓の病気などの有無を確認します。
3カ月健診検査項目
- 首のすわり具合
- 声をかけると振り向くか
- うんちの回数や形状
- 皮膚がジクジクしたり極端にカサカサしていたりしないか
など
7カ月健診
月齢が進むにしたがって観察の範囲が広くなります。
この月齢では主に、運動面、知能面での神経や筋肉の発達について確認するため、寝返り・おすわりのほかにおもちゃや周囲の働きかけへの反応などを診るほか、視力・聴力・心の発達などを観察します。
7カ月健診検査項目
- 寝返りやおすわりの状態
- 離乳食の回数
- 皮膚の状態
診療時間
乳児健診 火曜・木曜14:00-15:00
乳児健診をご希望の際は事前にお電話でご予約ください。
※一般診療の合間の受付も可能です。
必要なもの
母子手帳、診療券、保険証、ひまわりカード、問診票
他院との連携
①病診連携
高度な設備や専門技術をもつ基幹病院等と連携し、地域の「かかりつけ医」として、地域医療の充実を図ります。
連携医療機関
- 熊本大学病院
- 熊本地域医療センター
- 熊本赤十字病院
- 熊本中央病院
- 熊本市民病院
- 国立病院機構熊本医療センター
※お子さまの疾患に合わせ、必要な専門医がいる最適な病院をご紹介いたします。
②診診連携
近隣の各専門のクリニック同士で連携を取り合い、より専門的な知識が必要な場合は情報を交換したり、互いに紹介し合ったりなどして、地域医療の充実を図っています。
