アレルギー外来

アレルギー外来

アレルギー外来について

  • 長期にわたる治療も目標を定めて前向きに取り組めるようにします
  • お薬の使用や選択についても丁寧に説明します

アレルギーに関する悩み、心配、気になる症状、疑問があればお気軽にご相談ください。
ラホヤ免疫アレルギー研究所研究員であった院長がアレルギー診療(気管支喘息・アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・じんましん等)を行っております。

アレルギーの種類

  • 気管支喘息
  • アトピー性皮膚炎
  • 食物アレルギー
  • じんましん
  • アレルギー性鼻炎 等

このような症状の場合はご相談を【アレルギーの可能性があります】

どのアレルギーでも「症状を繰り返したら」ぜひ受診しましょう。

気管支喘息

気管支喘息
  • 一度治療したけど再発した
  • 実家に帰省して、その布団に入るたびに息苦しくなる
  • 走ると咳が出る
  • 季節の変わり目の夜明け頃急にゼイゼイ呼吸が苦しそうになる

このような症状がある場合は気管支喘息が疑われます。
またゼイゼイと苦しい呼吸にならなくても、タンが絡む咳が2週間以上続く場合は気管支の異常が疑われますので受診するようにしましょう。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎
  • かゆみがひどくてひっかき傷ができているとき
  • 湿疹がひどいとき
  • 皮膚が赤くなってただれているとき

アトピー性皮膚炎は「長引く湿疹」+「強いかゆみ」+「血液検査による診断」で定義されます。カサカサだけどかゆみは強くないような場合はアトピーの心配はあまりありません。

食物アレルギー

  • 特定の食べ物を食べると顔や体にじんましんが出る
  • 特定の食べ物を食べるとのどがイガイガする
  • 特定の食べ物を食べて気分が悪くなったり、吐いたりする
  • 特定の食べ物を食べると咳が出たり、呼吸が苦しくなったりする

おおむね食べてから30分程度で発症しますが、時間がたってから出ることもあります。皮膚や粘膜、消化器、呼吸器などに異常が出たら受診をしましょう。
その際、疑いのある食べ物、食べた量などをメモしておくと診断に役立つ場合があります。

アレルギー性鼻炎

くしゃみが毎回3回以上連続で出る場合はアレルギー性鼻炎の可能性があります。

  • 鼻水が出て毎日ティッシュをひと箱消費してしまう
  • 鼻づまりであたまがぼんやりして、勉強に集中できない
  • 夜に鼻がつまって呼吸が苦しく寝苦しい

など、日常生活に支障がある場合は受診するようにしましょう。

治療法

気管支喘息

図を使って、お子さまが今どんな状態化をわかりやすく説明します。
症状に合わせて必要なお薬や量、期間を決めます。
喘息の治療は長期にわたるため、根気が必要です。治療に臨む気持ちが続くよう、必ず一定の期間で目標を決めて取り組むようにしています。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

肌を守るバリア・角質層は座布団が重なったような構造になっていて、正常な肌であればそれがきれいに整っています。湿疹はこのバリアが壊れている状態です。
これは食物アレルギーとも関連していて、壊れた角質層の隙間から食べこぼしなどが侵入することで食物アレルギーがひどくなると考えられています。
したがって大切なのは、スキンケアを心がけ皮膚の表面にバリアを保ちアレルゲンが角質層の中に入るのを防ぐことです。
保湿を基本に、赤みが強い場合はステロイドを使って治療していきます。
ステロイドは、必要な時に正しく使えば怖いお薬ではありません。そのための正しい塗り方もお伝えします。

食物アレルギー

食物アレルギー

アレルギーの診断は血液検査の数値ではなく、アレルギー症状の有無で判断します。
そのお話を伺った上で、食生活の指導を行います。
食物の除去は自己判断ではなく必ず医療機関の指示に従ってください。
診断のための食物負荷試験が必要であると判断した場合は、より詳しい検査ができるアレルギーセンターを紹介し受診していただく場合があります。
以前はアレルギー検査で陽性ならアレルギーがあると判断し、完全除去を指導していました。しかしながら、現在はアレルギー検査が陽性でも、症状が出ない程度の食べられる量は食べ続けましょうと指導するようになりました。少しずつ身体にならしてゆくのです。それが治療につながります。
「早く食べるとアレルギーになると聞いたので1才過ぎたけど鶏卵は食べさせていません」というお話を聞くことがあります。1才を過ぎて遅く食べ始めたからアレルギーになりにくいというデータはありません。それどころか、近年では幼いうちからごく少量ずつ食べて慣れさせていくことで、食物アレルギーを防ぐという考え方が浸透しつつあります。
食べて症状がでない食べ物はアレルギーの可能性はほぼありませんので、血液検査の必要はありません。
※当院では、保育園、幼稚園、学校に提出が必要なアレルギー生活指導管理表の記入も行っています。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎には
①くしゃみ鼻水型
②鼻づまり型
③混合型
があり、タイプにより治療方法が異なります。
症状や状態・年齢に合わせたお薬の処方や、生活上の注意についてお話します。

お気軽にご予約・
お問い合わせください