診療の際、私は最初に
「今日はどのような理由で来られましたか？」
最後に「何か聞き忘れたことはありませんか？」
とお尋ねします。
ちょっと診てお薬だけ出されて終わり、の診療では聞きにくかったことも、私からお尋ねすることで、尋ねそびれるという問題を防げます。

インターネットの目覚ましい発達により、欲しい情報がすぐ手に入る時代になりました。
ところがネットの情報は玉石混交です。情報があふれすぎていて、余計な情報や間違った情報などもすぐに目に入ってしまいます。子どもの症状について調べ、出てきた情報をうのみにして、重い病気ではないかと必要以上に不安になる方も少なくありません。

ネットで調べた情報や、気になること、何でもお尋ねください。
お母さま・お父さまにじゅうぶんに理解、納得した上でお帰りいただけるように、説明の仕方やアドバイスの出し方を工夫しています。
医療は「説得するものではなく、患者さまが納得するもの」。これこそ本物の医療だと私は考えています。

私たちが目指すのは『日本一元気の出る小児科医』です。来院された方に笑顔になってもらいたい。そのためにこれからも全力を尽くしてまいります。